DD
駆逐艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※駆逐艦籍 Destroyersの一等駆逐艦 Destroyer, First Lineはのちに駆逐艦 Destroyerに変更される。1920年7月17日、艦種記号DDが各艦に与えられる
軽荷排水量:1,050t(DD-54は1,020t) 満載排水量:1,171t(DD-54は1,139t) 全長:92.43m(DD-54は93.11m) 幅:9.24m(水線、9.47mともいわれる、DD-52は9.09m) 吃水:2.87m(2.89mともいわれる、DD-53は3.18m(艦尾)) 主缶:ホワイトフォースター式水管缶(重油専焼)4基(DD-54はノルマン式水管缶(重油専焼)4基、DD-55はヤーロー式水管缶(重油専焼)4基、DD-56はソーニクロフト式水管缶(重油専焼)4基) 主機/軸数:ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング式直結蒸気タービン2基(DD-54、DD-56はパーソンズ式直結蒸気タービン2基、DD-55はカーチス式ギアード・タービン2基)/2軸 出力(計画):17,000馬力 速力(計画):29.0kt(DD-53は29.05kt) 燃料搭載量(計画):重油327t 航続力(公試):16ktで5,000浬 兵装:50口径102mm単装砲4基、7.62mm単装機銃2基、533mm連装魚雷発射管4基 乗員:101名(126名ともいわれる、DD-52は112名、DD-53は106名、DD-54、DD-55は98名)
※DD-51〜DD-53は両舷軸に巡航用レシプロ機関各1基、DD-54、DD-56はクラッチ切り換え方式レシプロ機関1基、DD-55は両舷軸に巡航用タービン各1基搭載

↑USS O'Brien (Destroyer # 51). Bringing in a convoy, 1918. Photographed from USS Pocahontas (ID # 3044). Note the "Dazzle" type camouflage worn by this destroyer, and by the transport following her. Collection of the USS Pocahontas Reunion Association, 1974. U.S. Naval Historical Center Photograph. Image courtesy of HyperWar.

↑USS Ericsson (Destroyer # 56). Photographed from USS Mercury (ID # 3012), while escorting her in French waters, 1918. Note Ericsson's pattern camouflage. Courtesy of James Russell, 1980. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
オブライエン
12
O'Brien DD-51 ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 1915/5/22
(1915/5/23?)
1922/6/9 1935/3/8 ◎1913/9/8 起工
◎1914/7/20 進水
◎1917/4 ブルックリン海軍工廠にて改装(〜1917/5)
◎退役後、予備艦隊に編入
◎除籍後、フィラデルフィア海軍工廠にて解体
◎1935/4/23 解体後の鉄屑や部品等を売却
◎Queenstown, Brest, 1917-1918.
ニコルソン Nicholson DD-52 ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 1915/4/30 1922/5/26 1936/1/7 ◎1913/9/8 起工
◎1914/8/19 進水
◎1919/11/27 退役、フィラデルフィアにて保管
◎1921/5 再役
◎1936/6/30 解体のため売却
◎Queenstown, Brest, 1917-1918.
ウィンスロー Winslow DD-53 ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 1915/8/7 1922/6/5 1936/1/7 ◎1913/10/1 起工
◎1915/2/11 進水
◎1933/7/1 ウィンスローという艦名をとる
◎1936/6/30 解体のため売却
◎Convoy escort, Queenstown, 1917-1918. Haiti 1919-1920.
マクダガル McDougal DD-54 バス鉄工所 1914/6/16 1922/5/26 1934/7/5 ◎1913/7/29 起工
◎1914/4/22 進水
◎ボストンにて就役
1918/2/4 アイリッシュ海にて商船Glenmoragと衝突し損傷、のちにリヴァプールにて修理(〜1918/7中旬)
◎1919/8/7 ニュー・ヨークにて保管
◎のちにフィラデルフィアとチャールストンにて係船
◎1924/6/7 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-6)に改める
◎1933/6/30 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管
◎1933/7/1 マクダガルという艦名をとる
◎1934/8/22 解体のため、ブルックリンのMichael Flynn, Inc. に売却
◎Queenstown, Brest, 1917-1918.
カッシング Cushing DD-55 フォア・リヴァー・シップ&エンジン・ビルディング社 1915/8/21 1920/8/7 1936/1/7 ◎1913/9/23 起工
◎1915/1/26 進水
◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入
◎1933/7/1 カッシングという艦名をとる
◎1936/6/30 解体のため売却
◎Queenstown, Brest, 1917-1918.
☆DD-55の撃沈スコア(以下の艦船)
・1918/4/23 ドイツ海軍潜水艦U104もしくはU105(大西洋にて爆雷で損傷を与える)
エリクソン Ericsson DD-56 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1915/8/14 1922/6/16 1934/7/5 ◎1913/11/10 起工
◎1914/8/22 進水
◎第一次大戦後、リヴァプールにてオーヴァーホール(〜1918/12?)
◎1919夏 ニュー・ヨーク海軍工廠にて修理
◎1919/8/7 ニュー・ヨーク海軍工廠にて保管
◎のちにフィラデルフィアとチャールストンにて係船(〜1921夏)
◎1924/6/7 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-5)に改める
◎1932/5/23 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管
◎1934/8/22 解体のため売却
◎Queenstown, Brest, 1917-1918.


Update 24/09/01