クルーザー
Cruisers

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※cwtはハンドレッドウェイト(hundredweight)の略で、1cwt=45.3592kg
排水量:1,050t 全長:67.05m 幅:9.72m 吃水:4.26m 主缶:4基 主機/軸数:Laird Brothers式horizontal direct-acting condensing機関2基/1軸 出力(計画):600馬力 速力:13.0kt 兵装:32ポンド・スムースボア砲(55cwt)6門、110ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門(177mm)、68ポンド・スムースボア砲1門(203mm) 乗員:148名
※スループオブウォー Sloop-of-war
※イギリスのリヴァプールの建造所内でのハル・ナンバーはNo. 290
※アラバマは石炭や水、食料は全て国外の港で調達。一度も南部連合の港に帰還していない。アラバマの士官は南部人で構成されていたが、乗組員はさまざまな国からの寄せ集め(荒々しく向こう見ずな者達)で構成
↑CSS Alabama (1862-1864). Painting by Rear Admiral J. W. Schmidt, USN (Retired), 1961, depicting the Alabama in chase of a merchant ship. Courtesy of the Navy Art Collection, Washington, D.C. Donation of RAdm. J. W. Schmidt. U.S. Naval Historical Center Photograph.
↑CSS Alabama (1862-1864). Captain Raphael Semmes, Alabama's commanding officer, standing by his ship's 110-pounder rifled gun during her visit to Capetown in August 1863. His executive officer, First Lieutenant John M. Kell, is in the background, standing by the ship's wheel. The original photograph is lightly color-tinted and mounted on a carte de visite bearing, on its reverse, the mark of E. Burmester, of Cape Town. Collection of Rear Admiral Ammen C. Farenholt, USN(MC), 1931. U.S. Naval Historical Center Photograph.
↑USS Kearsarge vs. CSS Alabama, 19 June 1864. Painting by Xanthus Smith, 1922, depicting Alabama sinking, at left, after her fight with the Kearsarge (seen at right). Courtesy of the Franklin D. Roosevelt Library, Hyde Park, New York. Official U.S. Navy Photograph.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アラバマ
12
Alabama Laird Brothers 1862/8/24 ◎イギリスでの艦名はEnrica
◎1861 起工
◎1862/5/14 進水
◎1864/6/11 シェルブールにてオーヴァーホール
1864/6/19 シェルブール沖にてアメリカ合衆国海軍スクリュー推進スループ・キアサージ Kearsargeの砲撃により沈没(1時間40分の戦闘、艦長ラファエル・セムズ大佐 Captain Raphael Semmesは海に飛び込んで逃亡を図るもイギリス船に救助され同国に連行)
南北戦争中、イギリスがアメリカ連合国艦船を支援していた事を、戦後にアメリカ合衆国が抗議。国際裁判が行われイギリスはアメリカに$15,500,000の賠償金を支払う(アラバマ国際裁判 Alabama Arbitration)
1984/11 フランス海軍機雷掃討艇Circeが船体を発見
◎1988 難破船の科学的探査を行うために非営利団体、CSSアラバマ協会 CSS Alabama Associationが設立。難破船はフランスの領海内にあるもアメリカの所有物
◎1989/10/3 アメリカとフランスは、この難破船を両国の重要な遺産であると認識し、考古学探査のためのフランス-アメリカ共同科学委員会 Joint French-American Scientific Committeeを設立することに合意。この協定は、考古学的研究とユニークな歴史的難破船の保護における国際協力の先例を確立
◎1994 110ポンド・マズルローディング・ライフル砲、68ポンド・スムースボア砲を回収
◎1995/3/23 協会CSSアラバマ Association CSS Alabamaと海軍歴史センター Naval History and Heritage Commandは船の遺跡の考古学的調査の運営者として協会CSSアラバマを認定する公式協定に署名した。民間寄付からのみ資金で運営されている協会は、デラウェア州に設立された姉妹組織であるCSSアラバマ協会 CSS Alabama Associationのおかげで、フランスとアメリカでの募金を通じて、これを国際プロジェクトにし続けている
◎2000 32ポンド・スムースボア砲が引き揚げられる
◎2001 32ポンド・スムースボア砲が引き揚げられる
◎2002 潜水チームが、より多くの号鐘、大砲、構造見本、食器類、華やかな便器、その他南軍の艦内での生活について多くのことを明らかにしたものを含む500点以上が引き揚げられる。回収されたものは海軍歴史センターUnderwater Archaeology Branchの保全研究室に収容(12
◎Cruised in North Atlantic, captured and sank twenty ships, 1862. West Indies, sank USS Hatteras off Galveston, 11 Jan 1863 (1, 2). Cruised in East Indies, 1863, stopping at Cape Town and Singapore. Arrive at Cherbourg, France, 11 Jan 1864.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1862/9/5 捕鯨船Ocmulgee(454t、フローレス島Santa Cruz近海にて焼失)
・1862/9/7(1862/9/9?) スクーナーStarlight(フローレス島Santa Cruz近海にて焼失)
・1862/9/8(1862/9/9?) 捕鯨船Ocean Rover(313t、フローレス島Santa Cruz近海にて焼失)
・1862/9/9 バーク型捕鯨船Alert(398t、アゾレス諸島近海にて焼失)
・1862/9/9 捕鯨船Weather Gauge(Weathergauge?、Corvo Island近海にて焼失)
・1862/9/13 ブリッグ型捕鯨船Altamaha(119t、Corvo Island近海にて焼失)
・1862/9/14 捕鯨船Benjamin Tucker(349t、焼失)
・1862/9/16 スクーナー型捕鯨船Courser(121t、フローレス島にて焼失)
・1862/9/17 捕鯨船Virginia(346t、フローレス島にて焼失)
・1862/9/18 バーク型捕鯨船Elisha Dunbar(257t、フローレス島にて焼失)
・1862/10/3 商船Brilliant(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/7 商船Wave Crest(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/7 商船Dunkirk(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/9 Tonawanda(ニュー・イングランド近海にて拿捕、のちに解放)
・1862/10/11 Manchester(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/15 Lamplighter(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/23 Lafayette(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/26 スクーナーCrenshaw(ニュー・イングランド近海にて焼失)
・1862/10/28 Lauraetta(Lauretta?、St. George's Bank近海にて焼失)
・1862/10/29 商船Baron de Castine(ニュー・ヨーク近海にて拿捕、のちに解放)
・1862/11/2 捕鯨船Levi Starbuck(ヴァージニア沿岸にて焼失)
・1862/11/8 イギリス東インド会社貿易船Thomas. B. Wales(バミューダ近海にて焼失)
・1862/11/21 Clara L. Sparks(破壊)
・1862/11/30 商船Parker Cooke(ドミニカのSemana Bay近海にて焼失)
・1862/12/5 Mina(Nina?、拿捕、のちに$15,000の身代金が支払われ解放)
・1862/12/5 Union(拿捕)
・1862/12/7 郵便船Ariel(カリブ海にて拿捕、9日に$261,000の身代金が支払われ解放(乗客500名と海兵隊1個中隊乗船)、12
・1863/1/11 アメリカ合衆国海軍大型外輪戦闘艦ハッテラス Hatteras(ガルヴェストンにて撃沈、12
・1863/1/26(1863/1/29?) Golden Rule(ジャマイカ近海にて焼失)
・1863/1/27 ブリッグChastelaine(ジャマイカ近海にて焼失)
・1863/2/3 Palmetto(焼失)
・1863/2/21 エクストリーム・クリッパーGolden Eagle(中部大西洋にて焼失)
・1863/2/21 Olive Jane(中部大西洋にて焼失)
・1863/2/27 Washington(中部大西洋にて拿捕、のちに解放)
・1863/3/1 Bethia Thayer(拿捕)
・1863/3/2 John A. Parks(拿捕)
・1863/3/15 Punjab(拿捕)
・1863/3/23 ボストン・クリッパーMorning Star(St. Paul近海にて拿捕、のちに解放)
・1863/3/23(1863/1/26?) Kingfisher(破壊)
・1863/3/23(1863/1/25?) Charles Hill(拿捕)
・1863/3/25 Nora(拿捕)
・1863/4/3(1863/4/4?) Louisa Hatch(拿捕)
・1863/4/15 スクーナーKate Cory(元ブリッグ、焼失)
・1863/4/15 Lafayette(拿捕)
・1863/4/22(1863/4/24?) バークNye(焼失)
・1863/4/23(1863/4/26?) 汽船Dorcas Prince(焼失)
・1863/5/3 Sea Lareta(Sea Lark?、拿捕)
・1863/5/3 Union Jack(拿捕)
・1863/5/25 Justina(拿捕)
・1863/5/25 Gildersleeve(拿捕)
・1863/5/29 Jabez Snow(拿捕)
・1863/6/2 Amazonian(焼失)
・1863/6/4 Azzapodi(拿捕)
・1863/6/4 Queen of Beauty(ブラジルにて拿捕、のちに解放)
・1863/6/5 中型クリッパーTalisman(焼失)
・1863/6/20 バークConrad(ブラジル沿岸にて拿捕、21日に帆走艦船に改装、タスカルーサ Tuscaloosaと改名(アメリカ連合国海軍に編入))
・1863/7/1(1863/7/2?) Anna F. Schmidt(焼失)
・1863/7/6 Express(ブラジル沿岸にて焼失)
・1863/8/5 バークSea Bride(ゲープ・タウン近海にて拿捕、のちに売却)
・1863/8/9 バークMartha Wenzell(グッド・ホープ岬にて拿捕、のちに解放)
・1863/11/6 Amanda(スンダ海峡にて焼失)
・1863/11/9(1863/11/10?) Winged Racer(スンダ海峡にて焼失)
・1863/11/9(1863/11/10?) ヤンキー・クリッパーContest(東インド諸島にて焼失)
・1863/11/18 Harriet Spalding(破壊)
・1863/12/24 Texas Star(マラッカ海峡にて焼失)
・1863/12/26 Highlander(マラッカ海峡にて焼失)
・1863/12/26 Sonora(マラッカ海峡にて焼失)
・1864/1/14 Emma Jane(破壊)
・1864/4/23 Rockingham(破壊)
・1864/4/27 Tycoon(破壊)


排水量:124t(300tともいわれる) 全長:70.10m(38.10mともいわれる) 幅:6.70m 吃水:2.74m 主機/軸数:Fawcett, Preston & Co. 式機関/1軸 速力:10.0kt
↑"The English Pirate 'Alexandra,' Seized by the British Government at Liverpool". Line engraving published in "Harper's Weekly", Volume 7 (January-June 1863), page 364. Alexandra was built in Liverpool as an intended Confederate cruiser. Seized by British customs officials on 5 April 1863, while fitting out, she was not released until the following year. She was again seized late in 1864 at Nassau, Bahamas, under the name Mary and held until the end of the Civil War. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アレクサンドラ
12
Alexandra William C. Miller & Sons ◎1863/3/7 進水
1863/4/5 イギリス政府により接収
◎1864/5 商船Maryとなる
1864/12 バハマのナッソーにて接収(~1865/5/30)


排水量:585t 全長:53.34m 幅:7.62m 吃水:2.40m 主機/軸数:2-cyl. 機関2基(サイズ863.60mm×0.57m)/2軸 出力(計画):894馬力 速力:13.4kt 兵装:84ポンド砲2門、32ポンド砲2門、24ポンド砲2門
↑CSS Chickamauga (1864-65). Wash drawing by Clary Ray, 25 June 1897. This ship was originally the blockade running steamer Edith. Courtesy of the Navy Art Collection, Washington, D.C. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
チカモーガ
12
Chickamauga J. & W. Dudgeon 1864/9 ◎1864 ウィルミントンにて1863年進水の封鎖突破艦船Edithを購入
◎1864/11 バミューダのSt. Georgesにて修理
◎1865/2/25 Fayettevilleにてアメリカ合衆国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分(沈没処分ともいわれる)
◎Cruised in North Atlantic, Oct-Nov 1864, taking several prizes.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1864/10/29 Albion Lincoln(拿捕)
・1864/10/30 M. L. Potter(拿捕)
・1864/10/31 Emily L. Hall(破壊)
・1864/10/31 Shooting Star(破壊)
・1864/11/1 Goodspeed(破壊)
・1864/11/1 Otter Rock(破壊)
・1864/11/2 Speedwell(破壊)


排水量:410t 全長:58.21m 幅:8.32m 吃水:3.96m 主機/軸数:Fawcett, Preston & Co. 式horizontal direct-acting機関2基/1軸 速力:9.5kt 兵装:152mmマズルローディング・ライフル砲6門、177mmマズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド榴弾砲1門 乗員:146名
※建造所内での仮艦名はオレート Oreto
↑CSS Florida (1862-1864). Photograph taken at Brest, France, circa August 1863-February 1864. Printed on the reverse of the original carte de visite is: "L. Cigon ... 56 Rue de Siam ... Brest". U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
フロリダ
12
Florida William C. Miller & Sons 1862/8/17 ◎1862 Fawcett, Preston & Co. の1862年1月進水の船を購入
◎1862春? バハマのGreen Cayでクルーザーに改装
1864/10/7 ブラジルのBahiaにてアメリカ合衆国軍に拿捕、ニューポート・ニューズへ曳航
1864/11/28 ニューポート・ニューズにてアメリカ合衆国陸軍輸送船アライアンス Allianceと衝突し沈没


排水量:1,150t(旧測定法による総トン数690t) 全長:64.61m(62.84mともいわれる) 幅:8.22m(8.29mともいわれる) 吃水:4.23m(4.48mともいわれる) 主機/軸数:steeple condensing機関1基/1軸 出力(計画):900馬力 速力:13.0kt 兵装:100ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、24ポンド・スムースボア砲2門、32ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門
↑CSS Georgia (1863-1864). Sepia wash drawing by Clary Ray, February 1895. Courtesy of the Navy Art Collection, Washington, DC. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ジョージア
12
Georgia Wm. Denny & Bros. 1863/4/9 1864/1末 ◎1863/3 スコットランドのDumbartonにて1863年1月9日進水の船Virginian(後にJapanと改名)を購入
◎1863/4 東インド諸島にて艤装
◎1864/1末 シェルブールにて修理
◎1864/5/2 リヴァプールへ曳航
◎1864/6/1 リヴァプールで商船に改装
1864/8/15 ポルトガルにてアメリカ合衆国軍に拿捕、ボストンへ曳航
◎1865/8/5 ニュー・ベッドフォードにて商船となる
◎1870 カナダ人に売却
1875/1/14 Tenant's Harborにて座礁


排水量:519t 全長:62.66m 幅:7.71m 吃水:4.54m 主機/軸数:1軸 出力(計画):120馬力 兵員:140名
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ジョージアナ Georgiana Lawrie & Co. 1863 ◎1862/12/1 進水
1863/3/19 チャールストンにてアメリカ合衆国海軍スクリュー推進砲艦ウィッサヒコン Wissahickonの砲撃により損傷、座礁、放棄


排水量:1,221t 全長:65.71m 幅:10.54m 吃水:6.67m(depth of hull) 主缶:2基 主機/軸数:Novelty Iron Works式side lever機関1基/外輪2基 兵装:12ポンド砲2門
※1861年10月21日に封鎖を突破したナッシュヴィルは大西洋を渡り、イギリスのサザンプトン Southamptonに到着し、イギリスの海で南軍旗を掲げた最初の軍艦となった
↑CSS Nashville (1861-1862). Wash drawing by R. G. Skerrett, 1901, depicting her steaming away after burning a captured schooner. Courtesy of the Navy Art Collection, Washington, DC. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ナッシュヴィル
12
Nashville Thomas Collyer 1861/10/1 1862 ◎1861 チャールストンにて1853年9月22日進水のニュー・ヨーク~チャールストン間の外輪旅客船を取得し、クルーザーに改装
◎1862 ビューフォートにて民間に売却、封鎖突破艦船に改装、トーマス L. ラグ Thomas L. Wraggと改名
◎1862/11/5 私掠船に改装、ラトルスネーク Rattlesnakeと改名
1863/2/28 Ogeechee Riverにてアメリカ合衆国海軍モニター・モントーク Montaukの砲撃により沈没(123456
◎Cruised to British waters, Nov 1861-Feb 1862, taking two prizes. Escaped from Beaufort, N.C., 17 Mar 1862. Sold as a blockade runner 1862, renamed Thomas L. Wragg. comm 5 Nov 1862 as privateer Rattlesnake. Destroyed in Ogeechee River by USS Montauk, 28 Feb 1863.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1861/11/19 帆船型商船Harvey Birch(破壊、12
・1862/2/26 スクーナーRobert Gilfillan(破壊)


排水量:1,042t 垂線間長:61.26m 幅:9.23m 吃水:4.45m 主機/軸数:reciprocating機関2基/1軸 出力:350馬力 速力:11.0kt 兵装:228mmマズルローディング・ライフル砲2門 乗員:100名(同艦の乗組員にはベルギー人やオランダ人もいた)
↑CSS Rappahannock (1863-1865). Tied up at Calais, France, where she was detained from 1863 to the end of the Civil War. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ラパハノック
12
Rappahannock Mare & Co. 1863/11 1864/8 ◎1863/11 イギリスにて1855年11月24日進水の蒸気推進スループオブウォーVictorを購入
1864/2 偽装名ScyllaとしてThames Estuaryにて機関故障、Calaisに入港、フランス政府に接収され南北戦争後、アメリカ合衆国に売却


排水量:1,160t 全長:70.10m(67.05mともいわれる) 幅:9.75m(10.97mともいわれる) 吃水:6.27m(6.09mともいわれる) 主缶:2基 主機/軸数:2-cyl. direct-acting機関/1軸 速力:9.0kt 兵装:203mmスムースボア砲4門、32ポンド・マズルローディング・ライフル砲2門、12ポンド・スムースボア砲2門 乗員:73名
↑CSS Shenandoah (1864-1865). Hauled out for repairs at the Williamstown Dockyard, Melbourne, Australia, in February 1865. Note Confederate flag (possibly retouched) flying from her mizzen gaff, and fresh caulking between her planks. Courtesy of Martin Holbrook, 1977. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
シェナンドー
12
Shenandoah A. Stephen & Sons 1864/10/19 1865/8 ◎1864 イギリスにて1863年8月17日進水の蒸気推進輸送船Sea Kingを購入
◎のちにFunchalにて艤装
◎1864/10/19 シェナンドーと改名
◎南北戦争後に商船に改装
◎1865/11/6 リヴァプールにてイギリス政府に引き渡される
◎1866 Sultan of Zanzibarに売却されEl Majidiと改名
1872/4/15(1879?) Zanzibarにてハリケーンにより沈没


排水量:437t(473tとも499tともいわれる) 全長:56.08m 幅:9.14m 吃水:3.65m 主缶:2基 主機/軸数:Merrick & Sons?式vertical direct-acting機関1基/1軸 速力:10.0kt 兵装:203mm砲1門、32ポンド砲4門
※同艦の水兵はニュー・オーリンズで集められた傭兵で、ほとんどが外国人。南部人は数えるほどで北部人も混ざっていた
↑CSS Sumter (Confederate Cruiser, 1861-1862). Contemporary photograph of an artwork by Clary Ray, 1894. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サムター
12
Sumter Vaughn & Lynn 1861/6/3 ◎1861/4 ニュー・オーリンズにて1857年12月12日進水のMcConnell's New Orleans & Havana Lineの汽船Habana(Havanaともいわれる)を購入しクルーザーに改装
◎1862/4 ジブラルタルにて係船
◎1862/12 Fraser-Trenholmに売却され封鎖突破艦船に改装、Gibraltarと改名
◎1864/7 Birkenheadにて係船
1867ごろ イギリス海峡にて嵐により沈没


排水量:546t 全長:76.20m 幅:7.19m 吃水:4.08m 主機/軸数:2-cyl. 機関2基/2軸 出力(計画):1,220馬力 速力:14.0kt 兵装:84ポンド砲1門、24ポンド砲2門、32ポンド砲2門 乗員:120名
↑CSS Tallahassee (Screw Steamer)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
タラハッシー Tallahassee J. & W. Dudgeon 1864/7 ◎1864 1863年進水の封鎖突破艦船Atalantaを購入しクルーザーに改装
◎1864/10? オラスティー Olusteeと改名
1864/10/29 ウィルミントンにてアメリカ合衆国軍の砲撃により損傷
◎1864/11 カメレオン Chameleonと改名
1865/4/9 リヴァプールにてイギリス政府により接収、後に民間に売却
◎1866/4/26 アメリカ合衆国に売却
◎商船Ameliaとなる
◎1867 Haya Maruと改名、イギリス船籍もしくはドイツ船籍となる
1869/6/17 神戸~横浜間にて座礁、沈没


排水量:2,090t(旧測定法による総トン数1,000t) 全長:70.10m(67.23mともいわれる) 幅:9.75m(10.11mともいわれる) 吃水:6.09m(6.03mともいわれる) 主缶:4基 主機/軸数:Greenock Foundry式horizontal back-acting機関/1軸 出力:330馬力 速力:13.0kt
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
テキサス Texas James & George Thomson's Clyde Bank Iron Shipyard ◎1863/10/29(1863/11/3?) 進水、のちに偽装名Canton
1863/12/10 イギリス政府により接収
◎1866 チリに売却
1866/8/22 スペインに拿捕され軍艦Tornadoとなる
◎1896 除籍
◎1939以降 解体


排水量:515t(旧測定法による総トン数) 全長:53.64m 幅:7.62m 吃水:2.31m 主機/軸数:horizontal back-acting機関2基/2軸 出力(計画):525馬力 速力:12.0kt 兵装:228mmマズルローディング・ライフル砲1門、203mmマズルローディング・ライフル砲1門(計画)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
エイジャックス Ajax William Denny & Brothers ◎1864/12/15 進水、のちに偽装名Olustee
1865 イギリス政府により接収
◎のちにアルゼンチンに売却
ハーキュリーズ Hercules William Denny & Brothers ◎1864/12/29 進水、のちに偽装名Vicksburg
1865 イギリス政府により接収
◎のちにアルゼンチンに売却


排水量:1,600t(旧測定法による総トン数972t) 全長:76.20m(垂線間長78.86mともいわれる) 幅:9.14m(9.32mともいわれる) 吃水:3.65m(4.87m(depth of hull)ともいわれる) 主機/軸数:horizontal direct-acting機関2基/2軸 出力(計画):1,175馬力 速力:14.0kt
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アドヴェンチャー Adventure Wm. Denny & Bros. ◎1865 進水、のちに偽装名Tientsin
1865 イギリス政府により接収、Amazonasと改名
◎1866 アルゼンチンに売却され砲艦となる
◎のちにGeneral Brownと改名
◎1884 Chacabucoと改名
◎のちに練習船となる
◎1893 廃船となる
◎1910 解体
エンタープライズ Enterprise Wm. Denny & Bros. ◎1865 進水、のちに偽装名Yangtze
1865 イギリス政府により接収、Blasilと改名
◎1866 ブラジルに売却され輸送艦となる
◎のちにLeopoldinaと改名といわれる
◎1877 退役


排水量:1,827t 全長:74.06m(テキサス。ルイジアナ、ミシシッピはプロシア海軍就役後81.38m) 幅:10.85m(テキサス。ルイジアナ、ミシシッピはプロシア海軍就役後11.15m) 吃水:5.48m(テキサス) 主缶:4基 主機/軸数:Mazeline Engine Works式single expansion機関/1軸 出力(計画):1,300馬力 速力:13.5kt 兵装:30ポンド・マズルローディング・ライフル砲14門 乗員:230名
↑America (Peruvian Warship). Beached and partially dismasted at Arica, Chile, following the 13 August 1868 tidal wave that washed her and other vessels ashore. Photographed from the seaward side. Ship in the distance, beyond America's bow, is USS Wateree. This photograph was received from Captain Dudley W. Knox in 1934. U.S. Naval Historical Center Photograph.

↑BAP Unión. ex-CSS Texas. Image courtesy of Shipbucket.

艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ルイジアナ Louisiana L'Arman Freres ◎偽装名Osacca
1864/2 フランス政府により接収
◎1864/5 進水、プロシアに売却されVictoriaと改名
◎1892 解体
ミシシッピ Mississippi L'Arman Freres ◎偽装名Yeddo
1864/2 フランス政府により接収
◎1864 進水
◎1864/5 プロシアに売却されAugustaと改名
1885/6/2 アデン湾にてハリケーンにより沈没
テキサス Texas Jollet & Babin
(Jollet, Babier, & of Th.)
◎偽装名San Francisco
1864/2 フランス政府により接収
◎1864 進水
のちにペルーに売却されUniónと改名
◎1881/1 Callaoにてチリに拿捕されるのを防ぐため沈没処分
ジョージア Georgia Chantiers Dubigeon
(Dubigeon & Sons)
◎偽装名Shanghai
1864/2 フランス政府により接収
◎1864 進水
のちにペルーに売却されAmericaと改名
1868/8/13 アリカにて津波により難破


Update 24/08/18